とある方面より
Jekyll 1.0 がリリースされてるよ~
_config.yml
直さないと動かないよ~ 使い方 (コマンド) が少し変わったよ~
って教えてもらったので、早速各種サイトを修正しつつ使ってみました。
まずは今までどおり
$ jekyll
とだけしてみます。
Deprecation: Jekyll now uses subcommands instead of just switches. Run `jekyll help' to find out more.
ふむふむ。 git とかみたいにサブコマンド方式に変わったみたいですね。言われたとおりに
$ jekyll help
してみると
COMMANDS:
build Build your site
help Display global or [command] help documentation.
import Import your old blog to Jekyll
new Creates a new Jekyll site scaffold in PATH
serve Serve your site locally
となってますから、jekyll
は jekyll build
に、jekyll --server
は jekyll serve
になったみたいです。
では気をとりなおして…
$ jekyll build
Configuration file: d:/home/koron/work/kaoriya/www3/_config.yml
Source: d:/home/koron/work/kaoriya/www3
Destination: d:/home/koron/work/kaoriya/www3/_site
Generating... error: undefined method `glob_include?' for "scripts tmp templates":String. Use --trace to view backtrace
あれまぁ… _config.yml
の exclude
が動いてないようです。
exclude: scripts tmp templates
なので、これを配列を使うように書き換えました。
exclude:
- 'scripts'
- 'tmp'
- 'templates'
うん。これで良いようです。では次に serve を試してみましょう。
$ jekyll serve --auto
Deprecation: The switch '--auto' has been replaced with '--watch'.
ほっほう。--auto
は --watch
で置き換えられたと。親切で良いですね。
$ jekyll serve --watch
で無事にローカルのサーバが起動しました。
Windows 向けパッチ
過去の記事 において jekyll 0.12.1 を Windows で使うのにちょっと便利なパッチを作成&紹介しました。残念ながらあのままでは 1.0 使えませんでしたので今回新しく作り直しました。
修正内容は変わらず以下のとおりです:
- DNSの逆引き停止
- 入力ファイルの encoding 指定の追加
- バイナリモードでのファイル出力
- 生成所要時間の出力
使い方はURLが変わる以外はほぼ一緒ですね。
$ cd C:\Ruby\lib\ruby\gems\2.0.0\gems\jekyll-0.12.1
$ wget https://gist.github.com/koron/5530261/raw/3036f4205448384397ad907bbdd73ea2473f3238/jekyll-1.0-modify-20130507.diff
$ patch -p1 < jekyll-1.0-modify-20130507.diff
追記: directory_watcher
2013/05/07 15:37 追記
Jekyll 1.0 では directory_watcher を 1.4.1 にダウングレードする必要は無さそうです。まだ少し使っただけですが 1.5.1 でもちゃんと変更検出してくれているようです。
ちょっと調べてみたら Jekyll 1.0 は昨日(2013/05/06)リリースされたみたいですね。
では Windows で Jekyll 1.0 ライフを enjoy してください。