RAID1再構築

FreeBSD9.0にしてから動かなくなっていたgmirrorによるRAID1を再構築し直した。

自宅のサーバとしてFreeBSDを利用しています。このサーバは起動用ディスクにgmirrorでRAID1を組んで運用しています。このサーバのFreeBSDを9.0にしてからというものある問題がありました。gmirror経由でRAID1が動かなかったのです。FreeBSD 9.0へのアップグレード後に起動しないというなんとも悲しい状況に陥り、泣く泣くRAID1を切って片肺(HDD)だけで動作させていたというわけです。まぁ、当時は情報を集める時間も気力もありませんでしたし。

で、さきほど新年度ということで気力も充実、それにちょっと時間ができたので調べてみた(一時的にRAID1を復活させてみた)ところ、こんなエラーが記録されているではありませんか。

GEOM_PART: integrity check failed (ada5, MBR)

文字通りgmirrorの下のgpartがintegrity checkして失敗している、だからgmirrorもコケる、というわけですね。早速このエラーメッセージでググってみました。引っかかりましたよソレらしいのが。

SVN r221788: GEOM_PART: integrity check failed…

どれどれ…

Also, recently i added a workaround in r221972, you can disable integrity checking with sysctl kern.geom.part.check_integrity=0

( ゚д゚)ポカーン

(つд⊂)ゴシゴシ

(ΦωΦ)

(´・ω・`)ショボーン

「integrity checkに引っかかるなら切っちゃえばいいじゃない」というわけのわからなさ。ただ確かに切れば問題無く動きます。いやコレ切ること自体が大問題だと思うんですけどねw

最新のOSを追っかけるのにはこういう理不尽なこともあるわけです。ただFreeBSD 9.0自体はなかなか良いものです。特に気に入っているのはZFSのRAID-Z2のパフォーマンスがえらく良くなってたってことです。最近はLinuxのほうが流行ってますけど、機会があればFreeBSDも使ってみてほしいものです。