私のツイートをご覧の皆さまはご存知かもしれませんが、本日開催されたコミックマーッケト81(3日目)にて「スパルタンVim」なる小冊子を頒布させていただきました。まずはお求めいただいた全員に、寒い中また人ごみの激しい中の来訪をありがとうございます。本日入手された方々へ、期せずして(これ重要)私にとっての思い入れの深い本となってしまいましたがお届けできて良かったと心の底から思います。皆さまにとっても特別な本となれば幸いです。また残念ながら入手出来なかった方々、私の不手際により数を揃えられず申し訳ありませんでした。新年の最短でも一週以後にPDFデータとして公開したいと考えています。公開時にはまた別途案内をいたしますのでよろしくお願い致します。
スパルタンVimの内容ですが、本編のスパルタンVim(19ページ)と夏にお届けしたVim昔語の全6話(22ページ)を収録した全43ページ(うち目次2ページ)の、当初考えていたよりも厚い小冊子となっております。本当は薄くて高い本にしたかったのですが…
今回のスパルタンVimを作るにあたり起こったことをありのまま正直に申告します。時系列は以下のとおりです。
- そろそろ「スパルタンVim」書きださないとやべーな(最初はちゃんと印刷屋さんで製本までお願いするつもりだった)
- (12月8日) Skyrim発売→うひょーオモシレー
- (コミケ2週間前) そろそろ業者キツイな。エスプレッソブックマシンとか使ってみるか。→うひょーSkyrimオモシレー(ﾟ∀ﾟ)
- (コミケ2日前:進捗6割) やべぇもう業者とか無理ポ。ネットプリントとかあるしコピー本にしよう。→でもSkyrimオモシレー(ﾟ∀ﾟ)
- (コミケ前日20時頃) Vim昔語部分を出力してみて22ページになることを確認→あれ随分多いんじゃね?自分で印刷すっか。
- (コミケ前日23時頃) 原稿完成(断念ともいう)。試しに印刷してみるも1冊印刷するのに26分かかる。試算の結果、徹夜しても20冊しか用意できないと判明。プリンタ設定の改善で1冊の印刷にかかる時間は20分に短縮、またその他の方法をひと通り検討してみるもサイズ、価格、納期などの条件で適合せず。
- (コミケ当日0時) 徹夜の覚悟を決めテンションを上げて、自宅にあるプリンタ2台をフル回転させ始める。しかし頭の中ではSkyrimに思いを馳せるヽ(°▽、°)ﾉ
- (コミケ当日5時) 一台のプリンタのインクカートリッジが切れ轟沈。ただし30冊以上を用意できることは確定した。
- (コミケ当日7時) なんとか36冊を完成させる。最後の一枚の印刷時にもジャムるというアクシデント付き。
- (コミケ当日7時30分) 自宅を出発。
このような感じで私の睡眠とSkyrimを遊ぶ時間を等価交換することで36冊のスパルタンVimを用意できました。この36冊の行方ですが、1冊をコミケ準備会への提出に、2冊を今日参加したサークルの仲間に進呈、残りを頒布し完売という結果でした。この36冊は一冊一冊を自分で印刷し検品し製本した、はからずもなんとも思い入れの深い本になりました。逆にその思いが皆さまにも伝わり本日の成果となったのかなと思う次第であります。仮に業者に印刷してもらっていたら大量の在庫を抱えたんじゃないかと想像すると…((((;ﾟДﾟ)))) ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
本当にありがとうございました。
結論として何が言いたいかといいますと…うひょーSkyrimオモシレー(ﾟ∀ﾟ)
窓の外ではスカイツリーに明かりが灯りました。2012年もよろしくお願いいたします。